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17cm K 18 : ウィキペディア日本語版
17cm K 18[どいつ]

17cm K 18)とは、第二次世界大戦時にナチス・ドイツが使用した171mm口径の重カノン砲である。'')とは、第二次世界大戦時にナチス・ドイツが使用した171mm口径の重カノン砲である。
== 概要 ==
17cm K 18は、21cm Mrs 18の後継として軍団司令部直轄の砲兵部隊に配備される重カノン砲としてクルップ社が設計し、1942年から更新配備されていった。21cm Mrs 18は威力は大きいものの射程が短く、東部戦線においてソビエト連邦軍(赤軍)のML-20 152mm榴弾砲A-19 122mmカノン砲などに射程外から攻撃されることが多々あったためである。
砲架は21cm Mrs 18と共通であり、砲身部のみを新規に設計した発展型である。口径が小さくなった分破壊力には劣るが、射程距離は2倍以上に延長されたため、超遠距離からの対砲兵砲撃戦をより有利に行えるようになった。
21cm Mrs 18同様、大重量故に長距離運搬時には砲身を外して輸送する必要があり、移動と砲撃の準備を行うのにかなりの困難を伴うことは同様で、本砲が配備される時期になってもドイツ軍では大型大重量の砲を牽引できる装軌式の砲牽引車や支援車両が不足がちであったため、運用が難しいものであることは変わりなかった。
17cm K 18はカタログスペック上では大変優れた砲であったが、高価であった。しかも大重量のため機動性が低く、砲撃や移動の準備に時間がかかるため、撤退や敗走の際には多数が遺棄された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「17cm K 18」の詳細全文を読む




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